今日の午後、ハーブの生演奏を聴きながら
若きディレクターとランチミーティング。

昨日54歳になったおじさんと21歳の女の子。
まぁ、父と娘だね、どう見ても。


この仕事好きか?
やりたいことは? 夢は?
VERY&Co.でそれは果たせるのか?
不安なことは何?

色々と聞いてみる。

なかなか有意義な時間。
うちに来て、はや1年と少し。
少しずつ、きちんと成長している。

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それはそうと、
最近の就職事情は
俺たちの頃と時代が全く違う。

水商売に精を出していた21歳の頃、
ちゃんと定職に…と言われ、
何をやりたいのか?と考えたとき
コピーライターになりたいと思った。

当時は就職情報誌を見て、
まず電話をかけて、それから面接に行くという時代。
ほんと、電話だけで何度も断られた。
「経験ありますか?」…NO
「専門学校出てますか」…NO
「うちはそう言う方は無理ですね」
この繰り返し。

なんとか1件だけ、バイトで拾ってくれた。

よし、ここしかない!
必至にしがみついて、しがみついて、
1年後になんとか社員にしてもらった。

正直、どこでも良かった。

給料なんて安くても、休みなんてなくても
どうでも良かった。

とりあえず潜り込んで、できるようになって、認められれば、
その後でなんとでもなる、ぐらいに思ってた。

それが今から32年前。

今は求人もインターネットの時代。
しかも、売り手市場。
とりあえず応募だけしておいて、
面接に行ってもバックレてもどうでもいい。
それが当たり前の時代。

うちでもそんなケースは腐るほどある。
面接の案内を出したきり、返事が来ない。
一応、その時間は空けておくんだけど、
やっぱり来ない。(たまに来るときもある)

そんな時は、
「そういう子と縁がなくて良かった!」
と、思うようにしている。