近年はテレビと言えばもっぱらNHKかNHK教育を観る私です。
忙しいのもありますが、歳をとったのか、元来のひねくれた性格がそうさせるのか、観たい番組はこれといってありませんでした。

しかし!昨年の秋から我が家でもケーブルテレビなるものが観れるようになり(今さらかい!と言われそうですが)すっかりTVっ子になってしまいまして・・。
懐かしい映画やテレビドラマ、それにアニメと、もうてんこ盛りです。

で、今回は三船敏朗さん主演の「荒野の素浪人」です。
LIVEで見たのは8~10歳ぐらいの時だったと思いますが、
今観るとムチャクチャカッコイイです。
渋い!重い!
セリフなどあまりないのですが、男の生き様が伝わってきます。
「男は黙ってサッポロビール」のように、当時の男らしさとはこんな感じだったと思います。
「椿三十郎」の外伝的TV版といった感じでしょうか。放映にあたり、三船さんはやはり黒澤明監督にお伺いをたてたらしいです。
大出俊さん演じるニヒルで二枚目で粋な着流しの「五連発の旦那」、坂上次郎さん演じるマヌケでお調子者の道化役「すっぽんの次郎吉」などの脇役の個性も光っています。
そりゃあルーカス先生もシビレますわなあ。
スターウォーズではC3POが「すっぽんの次郎吉」でしょうか。
三船敏朗さんがチャールズ・ブロンソン、アラン・ドロンと共演した「レッド・サン」という映画も「時代劇VS西部劇」といった面白い趣向で作られていて、しっかりと記憶に残っています。

「龍馬伝」や「平清盛」の映像技術もスゴイと思いますが、役者さんもさることながら、それとは違う当時の撮影技術の手作り感や良い意味での泥臭さ、衣裳や美術の妙なリアルさが映像に重厚感を与えているように思います。
近年の映画より観ごたえがあります。
眠かったはずが、思わず夜中にTVにかぶりついてしまいました。

睡眠不足の大阪TV野郎M