みなさん、おばんでやす!大阪不眠M野郎です。
必殺仕掛人のつづきでやんす。

この番組には名優がズラリ、まさに役者が揃ったなという感じがします。
主役は「藤枝梅安」役の緒形拳さん。
もっと原作に近い「仕掛人・藤枝梅安」作品は他にもあります。しかし私には、「必殺仕掛人」で緒方拳さんが演じる梅安先生が最高にカッコ良く感じられました。
凝った身なりをした町の針医者、食通で女好き。金がある時は吉原でどんちゃん騒ぎ、金のない時はめざしに茶漬け。なんとDayTripperな。いかにも昭和チックな時代劇です。
緒形拳さんは梅安役に限らず、「楢山節考」や「砂の器」など、どの役を演じても「うまい!カッコいい!」と思わせてくれる俳優として稀有な方でした。
諜報係の「岬の仙蔵」役(津坂匡章さん/現:秋野大作さん)とのやりとりの面白さがこの番組の魅力でもありました。秋野さんの軽さも天才的です。

もう一人の主役は、凄腕の浪人・「西村左内」役の林与一さん。梅安先生とは対照的な役柄。第一話で悪役を演じさせたら天下一品の室田日出夫さんを斬るシーン。歌舞伎界出身の林与一さんのクールな演技も流石ですが、「なるほど、そう斬るか!!」と脚本と演出にシビレてしまいます。

そして、仕掛人の元締として登場する「音羽屋半衛門」役の山村聰さん。
表の顔はわざとらしいくらいの善人、本性も善人ですが、裏の顔は殺し屋。
マフィアのようなオーラを放ち、邪な考え持たないよう依頼人に釘をさし、悪人を抹殺するシーンはコワカッコエエです。

昭和の俳優、恐るべし!!です。
シリアスな芝居もコミカルな芝居も演じてしまうところが流石です。

次回は、これに続くシリーズ第二作目「必殺仕置人」にしま。