大震災から3年目を迎えました。

先週金曜の仕事終わりから日曜日の朝まで、福島に行ってきました。
東北に行くのは昨年の秋以来です。

2011年の震災後からVERYに入社する前の約1年、そして今まで、
私は冨士フィルムが行っているプロジェクト『写真洗浄』のボランティアと、
Jリーグや日本代表の選手を招いての『子どもサッカー教室』開催の手伝いを
続けてきました。

写真洗浄は、汚泥まみれのアルバムからそっと1枚1枚剥がし →
ゆっくり手洗いして → 干す、という地道な作業をひたすら繰り返します。
集中して丸1日一生懸命やっても、たがだか数十枚しか進みません。
何百万枚あるのかわからない写真の山を見ると気が遠くなるのですが、
私の知識や経験を生かしてできる範囲のことをやろうと思ってきました。
そして、これからも今の生活をしながらできることを続けていこうと思います。

写真洗浄は、現地の東北だけでなく、今は一部の写真が日本各地に運ばれ、
各地のボランティアによって続けられています。
乾燥後、スキャンしてデータ化し、傷みのひどい箇所をフォトショップで
レタッチ修正して、再度プリントアウトするという作業もあります。
それは、何処にいてもできるというデータの強みを生かして、世界中で
フォトショップでレタッチ出来るスキルを持つカメラマンやデザイナーをはじめ、
美大生や専門学校生など多くの人々がボランティアとして参加しています。


瓦礫は減りました。でも更地が広がるだけの風景は、半年前と変わりません。
私達はメディアが伝える、営業を再開した商店や、再び海に出る漁師などの
一部分の映像だけを見て、人々は元気になった、町の姿も戻りつつあると
思い込んでしまっている気がします。
復興はまだほとんど進んでいないのが現状です。
東京にいると、ニュースで見ない限り、うっかり忘れてしまいます。
でも、東京にいても、日常の生活を送りながらでも、仕事をしながらでも、
1人1人ができることは、きっとまだいろいろあると思います。

/怒りんぼう番長