北海道
車窓で巡る 茅沼駅〜東釧路駅
国内最大の広さを誇る釧路湿原の中を、釧路川に沿うように走る釧網本線の列車。釧路寄りの一番の見どころだ。世界的にも注目を集めている湿原で、車窓からもその様子を見ることができる。
スピードが速い通常の列車では、植物をじっくり観察するのは難しいのですが、夏から初秋にかけては「ノロッコ号」が運行される。この列車はなんと、見所ポイントでゆっくり走ってくれるのだ!
車窓からは、カヌーに乗って釧路川を下る人も多く見られ、雄大な北海道の自然を感じられるロケーションが続いていく。
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車窓で巡る 網走駅〜川湯温泉駅
網走と釧路を結ぶ釧網本線。この列車の大きな見どころは、何と言っても知床を望むオホーツク海と、タンチョウが飛来する釧路湿原。
列車の窓からオホーツク海が望めるのが、網走を過ぎて桂台から知床斜里の区間。網走を発車した列車は、やがてオホーツク海を左手に見ながら走っていく。
知床半島が近づくにつれて、羅臼岳などの知床の山々が、オホーツク海の真っ青な海越しにだんだん大きくパノラマで見えてきた。
7 月上旬には、原生花園駅周辺で様々な花が咲き誇り、色とりどりに美しく飾られるのもこの路線の魅力。訪れた時は花がほとんど終わっていて残念!「今度はもう少し早い時期に来よう」と胸に誓う。
知床斜里駅でオホーツク海と別れを告げ、その後は札弦(さっつる)駅まで左手に斜里岳を見ながらの列車旅が続く。
川湯温泉駅には足湯があったので、列車の待ち時間でほっこり温まった。
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車窓で巡る 富良野駅〜旭川駅
7月中旬から下旬の北海道を代表する花として名高い“ラベンダー”!
車窓からたくさんのラベンダー畑を見ることができる富良野線は、とっても魅力的な路線。富良野方面からの列車は、しばらく緑豊かな田園風景の中を走って、右手には雄大な眺めの十勝岳連峰がその勇姿を見せてくれる。
中富良野駅付近から左手を見ると、待ちに待った中富良野町営ラベンダー畑の斜面が!
夏の期間だけ開設されるラベンダー畑駅からも、左手にファーム富田の広大なラベンダー畑の斜面が広がる。さらに上富良野駅の先には、右手に日の出公園のラベンダー畑。本当にラベンダーづくしの眺めが続いていく。
美馬牛駅を過ぎると美馬牛小学校のとんがり屋根や、観光ポスターにもなった美瑛を代表するパッチワークの景観が。車窓の右も左も目が離せない!
夏から初秋にかけては、見どころポイントでゆっくり走るノロッコ号が運転がオススメ。ぜひぜひ、乗ってみていただきたい。
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車窓で巡る
石勝線:トマム駅〜【新狩勝トンネル】〜新得駅(石勝線)
根室本線:落合駅〜【新狩勝トンネル】〜新得駅
狩勝峠のトンネルを抜けて十勝平野に入り新得までの間は、北海道らしい風景が広がる屈指の車窓区間。なんと壮大なことか!
1996年(昭和41年)に現在の新狩勝トンネ ルが完成し、路線が切り替えられる前は、日本三大車窓のひとつに数えられていた。(年配の?)所長も切り替え前の路線には乗ったことはないらしいが、今の路線も北海道っぽい車窓のイチオシ、ということで、この目で確かめに行ってきた。
札幌方面からの石勝線と富良野方面からの根室本線は、トンネル内で合流し、一つになってトンネルを出る。出てしばらくは木々に遮られてあまりよく見えないが、やがて左手に道立畜産試験場の看板が見えてくると、雄大な車窓の実力発揮!
大きなS字を描きながら進む列車は、周囲の山々の景観はもちろん、田園風景や牧草地、遠くに見下ろす新得の町並みなど、ワイドに広がる景色を余すところなく見せてくれる。途中でいくつかのトンネルやシェルターを抜け、一気に下っていく。気持ちが晴れやかになる一瞬!気分爽快!
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