工藤君の情熱一人旅

ポケットに常に「青春18きっぷ」をしのばせている、永遠の18キッパー。一人旅の旅愁と理想の女性を追い求め、恋に破れては電車に飛び乗ってしまう。車窓を眺めながら、熱い思いを綴ることがいつしかライフワークになり、その熱心な仕事ぶり(?)は所長に一目置かれている。

車窓で巡る旅

石勝線・根室本線

北海道


車窓で巡る
石勝線:トマム駅〜【新狩勝トンネル】〜新得駅(石勝線)
根室本線:落合駅〜【新狩勝トンネル】〜新得駅


 

北海道立畜産試験場の看板と飼育されている牛の姿が見える北海道らしい風景

狩勝峠のトンネルを抜けて十勝平野に入り新得までの間は、北海道らしい風景が広がる屈指の車窓区間。なんと壮大なことか!

1996年(昭和41年)に現在の新狩勝トンネ ルが完成し、路線が切り替えられる前は、日本三大車窓のひとつに数えられていた。(年配の?)所長も切り替え前の路線には乗ったことはないらしいが、今の路線も北海道っぽい車窓のイチオシ、ということで、この目で確かめに行ってきた。

木々の向こうに新得の町並みが小さく見える

新得駅近くの国道(向こう側)と旧線路跡を利用したサイクリングロード(手前側)

札幌方面からの石勝線と富良野方面からの根室本線は、トンネル内で合流し、一つになってトンネルを出る。出てしばらくは木々に遮られてあまりよく見えないが、やがて左手に道立畜産試験場の看板が見えてくると、雄大な車窓の実力発揮!

直線道路の向こうに見える山並

 

大きなS字を描きながら進む列車は、周囲の山々の景観はもちろん、田園風景や牧草地、遠くに見下ろす新得の町並みなど、ワイドに広がる景色を余すところなく見せてくれる。途中でいくつかのトンネルやシェルターを抜け、一気に下っていく。気持ちが晴れやかになる一瞬!気分爽快!

 

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