工藤君の情熱一人旅

ポケットに常に「青春18きっぷ」をしのばせている、永遠の18キッパー。一人旅の旅愁と理想の女性を追い求め、恋に破れては電車に飛び乗ってしまう。車窓を眺めながら、熱い思いを綴ることがいつしかライフワークになり、その熱心な仕事ぶり(?)は所長に一目置かれている。

車窓で巡る旅

釧網本線  1

北海道


車窓で巡る 網走駅〜川湯温泉駅


オホーツク海の向こうに見える知床の山々

 

網走と釧路を結ぶ釧網本線。この列車の大きな見どころは、何と言っても知床を望むオホーツク海と、タンチョウが飛来する釧路湿原。

オホーツク海を目の前に望む海岸

 

列車の窓からオホーツク海が望めるのが、網走を過ぎて桂台から知床斜里の区間。網走を発車した列車は、やがてオホーツク海を左手に見ながら走っていく。

知床半島が近づくにつれて、羅臼岳などの知床の山々が、オホーツク海の真っ青な海越しにだんだん大きくパノラマで見えてきた。

原生花園駅手前から右手には濤沸湖が見えてくる

 

7 月上旬には、原生花園駅周辺で様々な花が咲き誇り、色とりどりに美しく飾られるのもこの路線の魅力。訪れた時は花がほとんど終わっていて残念!「今度はもう少し早い時期に来よう」と胸に誓う。

山頂に雲を漂わせた斜里岳

 

知床斜里駅でオホーツク海と別れを告げ、その後は札弦(さっつる)駅まで左手に斜里岳を見ながらの列車旅が続く。

川湯温泉駅には足湯があったので、列車の待ち時間でほっこり温まった。

 

 

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