池本所長の列島探訪

旅を愛し、鉄道を愛し、旅情を愛する、当研究所所長。所員の研究を温かく見守るその瞳は、ひとたび時刻表を開けば鋭く光りあらゆる情報キャッチしては集積していく、まさに生きたデータベース。毎日旅気分を味わいたいがため、あえて遠方に住居を構えている。

旅ここちウォーク

鎌倉を歩くウォーキングイベントを開催しました!

稲村ケ崎から望む、もうすぐ山に隠れてしまう夕陽と富士山のシルエット

 

 

 

 

 

 

 

 

2013年1月19日(土)に、鎌倉を歩くウォーキングイベントを実施しました。集まったのは10人程度。鎌倉駅から江ノ電で由比ケ浜まで乗車、鎌倉文学館、長谷寺などを巡り、稲村ケ崎までのコースです。快晴に恵まれて、午後から夕暮れにかけての鎌倉の風情と、富士山のシルエットを映し出しながら西の空に沈むゆく夕陽を楽しむことができました。

今回のウォーキングは、ただ歩くだけではなく「コースの途中で何か思い出に残ることをやってみよう」ということで、歩く時間は全体で1時間程度にして、鎌倉文学館の庭園で水彩画を描く時間を設け、思い思いに描いてみました。「水彩画なんて初めて」とか、「学校を出てから描いたことなんかない」などという人がほとんどで、始めは恥ずかしがっていましたが、いざ始めてみると、みんな時間が経つのも忘れて夢中になっていました。
デザイン事務所を主宰されている池田雅彦さんにも同行いただき、初心者向けの描き方の基本やコツについてのアドバイスを受けながら進行。みんな思いがけない自分自身の潜在力を再発見し、絵を描くことの楽しさに魅せられたようでした。

最初に、池田先生から道具の使い方や、描きかたの基本を教えてもらい、水彩画タイムのスタート

いつしか真剣な表情になって、写生を始める参加者たち

鎌倉文学館の古い洋館の前で記念撮影

 

 

 

 

 

 

 

 

夕刻の稲村ケ崎では、すでに大勢の人たちが集まっていて、江の島と富士山や箱根の山々を望みながら、もうすぐ山に隠れようとしている夕陽を見つめていました。やがて、周囲を真っ赤に染めて沈みゆく太陽。本当に、あっという間に山の陰に消えていきました。

ここでは、絵を描いているような時間的余裕はなく、みんなその美しい光景をカメラに収めるのに夢中。さすがに少し寒かったですが、夕陽が落ちていく感動的な光景は、とてもドラマチックで、寒い中を待っていた甲斐がありました。

半分ほど山に隠れかかった西の空の夕陽

日没後に、江の島と富士山をバックに記念撮影

ウォーキング終了後、鎌倉駅に戻り、絵のお披露目会兼反省会(兼お疲れさまでした会)を軽く開催。スタート前はお互いを知らなかったみんなでしたが、和気あいあいとした中で、先生からのアドバイスやお互いの感想などを語り合い、美味しいお魚とお酒をいただきながら楽しい時間を過ごし、終了となりました。

お互いの力作を見せ合いながら、和やかなムードで歓談

今回ご参加のみなさん、ありがとうございました。

所長:池本

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